
先週4日間ほど、クラニオのトレーニングに行ってきました。
今回は、生後3ヶ月の赤ちゃんが4日間ずーと参加していました。というのは、参加者の中に、若いカプルが居て、赤ちゃんが生まれて子連れで3人での参加です。昨年の6月のセミナー1に2人して参加してすぐに妊娠。そのことを昨秋のトレーニングに報告してくれました。
幼馴染のカプルで、「10数年何にもなかったのに、クラニオのトレーニングを受けたらすぐに妊娠したのでビックリしました。バイオダイナミクスてすごいですね~。2人して生命エネルギーの深いところと繋がったのと関係あるみたいです。」 そんなことをシェアしてくれました。
バードレーナというスイス人の女性が、先生です。この人は、アメリカのアプレジャーという人の下でクラニオを学び、1980年代にインドの和尚コミューンにそれをもってきた人です。ぼくも、97年、98年とインドでトレーニングを受けました。
ともかくこの人、勉強好きで、いつもいつも新しいものを学んでは、生徒達にシェアをしてくれます。
今は、バイオダイナミクスというクラニオの全く新しいアプローチを教えています。
一言で言うと、今までのクラニオの理論は、人間の物理的身体を前提にして組み立てられたものです。頭の骨だったり、内臓だったり。バイオダイナミクスというのは、宇宙から来るエネルギーが、人間の生命(人間だけではないですが)の基盤と考えます。物理的身体より広いエネルギーの場でのエネルギー現象として人間の生命を捉えてヒーリングをします。
そのほうがはるかに高いヒーリング効果があります。
ここでは、伝統的な医学より量子力学が、理論的な背景になっています。
ちょっと難しい話になりました。

祥希(ひろき)ちゃん
赤ちゃんの話に戻します。
このバードレーナ先生、胎生学とか、乳幼児の領域の専門家。赤ちゃん大好きで、よく生徒さんが、自分の赤ちゃんを連れてきます。それでも今回のように4日間ずーと赤ちゃんが居たのは、ぼくは初めての経験でした。
祥希ちゃん(ひろき、女の子です)は、時々、ぐずったりするのですが、基本的にすやすやご機嫌さんでした。
クラニオのトレーニングの場のエネルギーは、宇宙から来るエネルギーととても近く、お母さんの子宮ともエネルギー的に近いのでしょう。赤ちゃんにとっても、とても寛げる場であり、トレーニングにも赤ちゃんの存在が、ゆったり優しいスペース作りに貢献してくれていました。
時々、難しい医学的な授業もあるのですが、クラニオのトレーニングでやっているのは、基本的に、内なる静けさにつながり、そのスペースでクライアントと繋がる、別の言葉で言えば瞑想ですね、瞑想の練習をしています。このクラニオ瞑想の練習には赤ちゃんの存在が助けになる そんな感じで4日間過ごしてきました。
こんな話を聞きました。前回のトレーニングに、難産で頭の形が少しゆがんでいる赤ちゃんをクラニオを学んでいるお母さんが連れてきました。
その赤ちゃんバードレーナに抱かれたとたんに頭を彼女の手の中に滑り込ませたそうです。
そうするうちに頭のゆがみが元に戻ったそうです。

遊びに来てくれたもう一人の赤ちゃん
「何々ちゃんは、第1次呼吸(人間の身体がしている宇宙エネルギーの呼吸のこと、肺呼吸とは区別してこういう言い方をします)を良く理解している私の手を本能的に知っていて頭を滑り込ませてきたの」こんな表現をバードレーナはしていました。癒しの手ですね。
(ちなみに、私達がやっているクリスタルヒーリング、ヒーリングサークルの最初の波動が癒しの手です。)
今回のトレーニング、赤ちゃんだけでなく、育児に全エネルギーを注いでいて自分をケアする時間のなかったお母さんのMちゃんにも滋養を得るとってもいい時間だったようです。
ぼくは、瑞々しい無垢な瞳にいつも目を吸い込まれるていました。