気持ちよくないマッサージ？

こんにちは。
もうすっかり春ですね～。

さて、みなさんは『オイルマッサージを受けてみたけど、気持ちいいとは思わなかった』ということはありませんか？
結構あると思うんです。
私もそういう経験があります。

アーユルヴェーダという古代伝承医学のお医者さん（エステではなく）に通っていた時、思い切って1日約５万もするオイルマッサージを3日間続けるというパンチャカルマというものを受けました。
体験談や本を読むと『至福の気持ちよさです』『オイルに身体も溶けてくような気持ちよさ』等と書いてあり、
私も待ちに待ったパンチャカルマ当日、全身オイルマッサージを受けたのですが、それほど気持ちいいと思えず、むしろ疼いたり、触られて気持ち悪かったりする箇所もあり、そんなもんかとちょっとがっかりした経験があります。

『気持ちよくない』というのは、もちろんセラピストの技術力や、セラピストとの相性も充分ありますが、特にオイルを使ったマッサージの場合は、“ストレス解消”のため、ということも考えられます。

それはどういうことか？といいますと、アーユルヴェーダでは、ストレスを受けて、それが蓄積されて心身の不調となると考えられています。
そしてその蓄積されたストレスが、オイルマッサージ等により解放される時に、ストレスを受けた時と同じ不快感が発生するといわれてます。
だがら最初のパンチャカルマでは、気持ちよさを感じる人は少ないそうです。
生きてきた分のストレスが浄化されるわけですからね（笑）。
現に気持ちよくなかった最初のパンチャカルマで私は10キロ近く体重が減って、心身ともに軽くなり、あらゆる不調が消えてしまいました。
そして翌年は不快感もなく、翌々年にパンチャカルマを受けた時には至福感を感じるようになりました。
が、体重は残念なことに5キロぐらいしか減りませんでしたが…。
それも回を重ねる毎に、浄化されるべきもの：毒素やストレスが減っていたということなんですけどね～。

で、

先日も、ロミロミにプロテクションをつけた“えんじぇるコース”を受けた方が、1ヶ月しないうちにリピートして来てくださいましたが、『実は前回、初めてのときは気持ちいいとは思わなかったんです。でもプロテクションの効果と、ロミロミを受けた後、心が軽くなっているのは確かだったので今回も予約したんですが、今日はロミロミも気持ちよかったです』とお話してくださいました。

アーユルヴェーダでもハーブを煎じたオイルを使いますが、オイルマッサージの多くはエッセンシャルオイルなど、植物の力を加えることが多くあります。
植物の力は、心身のストレスをパワフルに解消していくので、その際に毒素や不要物が流れ始めると、気持ち悪いとまでいかないにしろ決して気持ちよいと思えません。

私のロミロミは、皆さん良く『不思議な感じ』とおっしゃいます。
オイルの力にまかせて、身体から聞こえてくる声に耳を傾けて浄化していくので、それほど強く圧をかけることもなく、指圧や強いマッサージが好みの方には物足りなさを感じられることと思います。
その代わり、身体の声をお伝えすることによって、『心がすっきりしました』『心のケアも一緒にされた感じ』とご感想いただくことが多くあります。ありがたいですね。
そういった声を聞いてはじめて、私も施術させていただけて良かった～と思うのです。

というわけで、まとめ。
私のロミロミに限らず、セラピストさんとの相性はいいんだけど、施術が上手いと思えない、あまり気持ちよくないと思っていらっしゃる方は、ぜひ、もう一度通ってみてください。最低３、４回。
もしかしたら、その不快感はストレス解消のために発生しているものかもしれませんから。