2010年7月14日水曜日

祈りや瞑想の持つ力・・・量子力学の話とか・・・



「フィールド 響き合う生命・意識・宇宙」 リン・マクタガート著、という本を読みました。 量子物理学の本です。
量子物理学の本は、何度目かの挑戦です。やはり、よくは、わかっていません。それでも、この本すごく、面白く、楽しんで読むことができました。

前回のクラニオのトレーニングで、こんなエクササイズをしました。
私達の身体は、宇宙からの波動(気とかプラーナとかとも言えます)を呼吸しています。それを肺呼吸と区別して第1次呼吸といいます。
頭を触りながら、その第1次呼吸とチューニングします。ゆったりとした静かな水の流れ、あるいは汐の満干きのような流れを感じます。ある時は、瑞々しい霧の中に包まれていてその霧が動いているように感じたりもします。(その霧にハートが触れられる時、セッションをすることが至福です。)


それを確認してから、セッションをする人が、「ここは、どんな風に編成されていますか?」と頭の中で、尋ねます。そうすると手の中の頭は、全く違った動き方を見せてくれます。
すなわち、個人的なエネルギーの場では、最初の自然な宇宙からやってくる波が、その人の歴史的経験(肉体的怪我や病気、あるいはトラウマ等)から生まれるひずみを持つのですが、「どんな風に編成されていますか?」とセッションギバーが心の中で尋ねることで、クライアントの身体が、そのひずみを持った動きを見せてくれます。 (自然な波動ととひずみのある動きと2つの層があります。)

「どこにニュートラルがありますか?」 というもう一つの言葉をかけると、今までひずみを持ちながらの動きが、静まり、ひずみの中心から逆にほどけていく動きが起こります。組織は、 緩み、身体全体がくつろぎ、場に深い、静けさがもたらされます。ここで癒しが起こります。

このエクササイズで、ぼくや多くの参加者の驚きは、セッションをする人の思考に、セッションを受ける人の組織が瞬時に反応し、全く違った動きを示たことでした。 どうして?
先生の答えは、「光子は、意識に反応します。身体が違った編成の仕方を見せてくれます。」そんなふうに言ってました。そしてもう一言、「詳しくは、量子力学を勉強して下さい。」
意識されることによりその意識に応じた身体の編成を見せた。
波動が波動に反応する。そんなふうにも言えるのかもしれません。

「世界は、意識されることにより存在する。」
「私達の意識が世界を創っている。」
究極的には、こういうことのようです。
さて、こんないきさつがあって、あらためて量子力学の勉強をしました。



私達は、本当に大きなパラダイムのシフトの時代に生きているようですね。
いまや科学が精神世界を説明でき、物質と精神の垣根が取り外されようとしています。
人と人の垣根も・・・・
アセンションという言葉が象徴的な言葉です。
仏陀やキリストや和尚や・・・・覚醒した存在が至った境地、あるいは、精神世界で言われていること、ワンネスだったり、祈りや思考は、現実化する・・・・そんなことも量子力学は説明できるようです。

僕なりに、かいつまむと、原子の中にある量子(これは波であったり、粒子であったりするそうです)は、量子真空という基盤があって存在しています。その量子真空は、そこで量子が生まれたり消えたり、全ての潜在的可能性をひめた場のようです。どうもこの量子真空は、瞑想等で経験する静寂、存在と一つのスペース、その中で全てが生まれ、全てが消えていく・・・・色即是空、空即是色、ですね・・・


そこは、すべての情報、過去、未来を含めたすべての情報ともアクセスできる可能性を持った場で、私達人間は、多かれ少なかれすべてそこから情報を得る能力を持っています。私達の実存の一番そこにあるのは、この量子真空ですから。本来すべての人がサイキックでアカシックリーダー・・・・・・
そしてこのスペースにおいて私達は、全ての存在と繋がっています。
あまりにも大雑把な要約ですが・・・・

この本では、さまざまな精神的事象に関する理論的説明や数々の実験、遠隔ヒーリングの効果や思考が物質に与える影響等が書かれています。
意識と物質、思考と肉体、全てのものを区分し、個別化し、分析し、原因結果としてものを見る、私は私、あなたはあなた 思考と感情と肉体を持った人格的個人、自我の拡張、欲望と権利の充足としての人生 その生存、競争の場としての社会。


量子力学は、こうした近代的な世界観をそっくりと くつがえようとしているようです。
私達は、すべて繋がっていて、私達の意識や思考が宇宙の果てまで瞬時に影響を与えている。そして、私達も宇宙で起こることの全ての影響を受けている。
私達が、繋がっていて、私達が一つであること、私達の本質、実存が愛であること・・・
そんなことが私達の共通認識になる そんな時代がすぐそこに来ているようです。

祈りや瞑想が、現実を作り出す大きな力を持つことを改めて知りました。
グループで行うとより有効です。
バンヤントゥリーでももっと機会を作って行きたいと思います。

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