2010年9月27日月曜日

クラニオワーク~お客様からの電話~

昨日、クラニオとレインドロップのセッションをギリとマサコから同じ日に受けられたAさんから電話をいただきました。
「いつもよりごく少量の催眠導入剤でぐっすり眠れました。」
「頭痛も少なく、とてもマインドが明瞭です。」
そんなような内容でとても感謝をされました。
こういう電話をいただくのは、セラピストとしてとても嬉しいことです。

Aさんは、20歳代の青年です、2年ほど前に、事故で、脊髄を損傷。事故後身体付随で、いろいろな療法を受け、今は、不自由ながら歩いたりすることもできるようになっています。
それでも、現在、強度の頭痛や不眠、消化障害、身体麻痺、精神的不安定等の症状があります。
外出も困難で自宅で過ごすことが多いということです。
前途洋洋な20代の青年が向き合っている状況の重さに、どこか唖然としながらお話を伺いました。

それでも、Aさんは、とても前向きで、治癒を確信しており、けっして希望を失わない姿勢にとても感銘しました。
セッションをしてみて、第1次呼吸(身体が取り入れる宇宙の波動)がとても力強く、Aさんの生命力の強さを感じとり、安心しました。セッション中、身体から熱が多く発散され、背骨(椎間板や膜組織)の圧迫の一定の解除が起こったことがわかりました。

セッション後、ちょうどいいタイミングで、Mさんー今ぼくがトレーニングを受けているクラニオワーク(バイオダイナミクスアプローチ)のトレーニングのアシスタントーから電話をもらいました。

Mさんは、交通事故で大腿骨を骨折し、一部骨が欠損し、ボルト補強していた方のセッションを数年間続けたそうです。徐々に欠けていた骨の部分が蘇り、今はすっかり骨が再生したそうです。ボルトもはずれ、その方は、今は、歩いたりできるようになったそうです。欠けてしまった骨の部分が元に戻ることは、医学的には不可能とされることです。
人間の持つ生命力、自己治癒力には、奇跡的な力があります。
そしてその奇跡的な生命力は、人間の意思と深く繋がっています。
Aさんの治癒も彼の強い意思が原動力を担っているようです。

クラニオワーク(バイオダイナミクスアプローチ)は、人間の持つ無限な可能性、無限な生命力にアクセスするすばらしいメソッドです。
ぼくもまだ勉強中ですが、このワークに、すっかり夢中になっています。

今日もyou tubeの映像を紹介します。
金色で現されている水平方向の膜が、小脳テントと呼ばれます。大脳、小脳を分けています。映像が動き出すと縦方向に左脳、右脳を分けている大脳鎌と呼ばれる膜が出てきます。
頭の骨や膜がいつも第1次呼吸によって、こんな風に動いていることがわかります。
すごくないですか?
私達が知らなくても私達の身体は、こんなふうに刻々と私達のために働いていてくれます。
身体、自然の神秘!
それに接するとき、感謝の気持ちが自然にわいてきます。
全ての存在に、今あることに、生かされていることに、ありがとうございます。


2 件のコメント:

  1. 蝶形骨クンは偉いと思います。モティリティだけで、前頭骨のモビリティの動きについていってますから。

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  2. 豪太さん専門的な指摘、ありがとうございます。

    さすがクラニオプラクティショナー!!!!

    何度かゆっくり見て勉強します。

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